しじみが昔から重宝されるのはなぜ?
今でこそ、貴重な食資源となってしまった「しじみ」。昔は、汽水域の河川や湖はもちろん、田んぼの小川など、いたるところに生息し、特に山間部などでは貴重なたんぱく源として食べられていました。あの独特なしじみの風味と親しみやすさが、古くから我々日本人の必要な栄養素を補い、健康維持に貢献しているからです。
しじみは何を食べてるの?
水中にいるプランクトンを体内でろ過しながら食べています。食餌のついでに住んでいる湖や川などの浄化する働きも兼ねています。しじみは凄い!!
「酒飲みにはしじみ」ってなんで?
しじみには良質なアミノ酸や栄養成分がバランスよく含まれており、それらの相乗作用によるものと推察します。あの日本人のDNAにしみ込んでいるような、しじみ特有の風味も一味買っているのかもしれませんね。
しじみには人間の体に必要な「必須アミノ酸」が非常にバランスよく含まれております。必須アミノ酸とは人間の体の中で作ることが出来ない栄養成分で、食品からしか摂ることができません。
しじみはアミノ酸スコア「95」、プロテインスコア「100」と、栄養のバランスが優れている事で知られています。この栄養バランスに加え「オルニチン」や「アラニン」、「グリコーゲン」、「ビタミンB群」等も豊富に含まれる事から昔から日本人に愛される食材になったと推察します。
今でこそ、しじみの名産地として、青森県の「十三湖」「小川原湖」、島根県の「宍道湖」等、汽水域でしか漁獲されませんが、昔は田んぼの用水路や川の支流・上流など淡水域でも、色々な場所にしじみが多く生息し、誰にでも簡単に摂ることが出来、特に山間部では貴重なたんぱく源として重宝されていました。
環境の劣化で日本の淡水に生息しているしじみは激減しておりますが、「しじみ」は時代をさかのぼって、青森の三内丸山遺跡の貝塚から発掘されたしじみの殻が物語っている縄文時代から、いろんな場所で、いろんな人が、昔から食べていた食文化から勉強がなされ、必然的に日本人に愛される食材になっていったと推察されます。
しじみの身は食べる派?食べない派?
各地方により、「食べる派」と「食べない派」があると思われますが、双方の長短所を説明します。
食べる派
しじみの栄養を丸々全部頂けます。しじみの良質なたんぱく質やアミノ酸、ミネラルを全部摂れます。しじみの身には鉄分も多く含まれるので、女性の方などは身も全部食べる事をおすすめします。ちょっと砂抜きが不十分な場合は少し砂をかじるかもしれませんが、身も美味しいですよ。
食べない派
しじみの良質なアミノ酸を頂けます。しじみを煮出すと水溶性のエキス成分が汁の中に溶け出します。そのエキス成分にバランスの良い必須アミノ酸や今話題の栄養成分「オルニチン」や「アラニン」などが多く含まれます。「食べない派」は水からしじみを煮出す時にきっちり沸騰させてしじみダシ、エキスを絞り出してください。夜のお付き合い多い方の強い味方になりそうですね。
しじみの旬って?
しじみの旬は年に二回あります。一般的に言われる「土用しじみ」と「寒しじみ」といわれる時期です。
土用しじみ
「土用」とは7月下旬頃(20日前後)になります。俗に「うなぎ」を食べるのが世間一般に広まっています。この頃のしじみは夏季の産卵のため体いっぱいに栄養を蓄え、抱卵しています。身は大きくて、食べてもプリプリの最高のしじみです。最近ではスーパーでも土用の時期には「うなぎ」コーナーに「しじみ」も大きな顔して並んでいますよ!「うなぎ」と「しじみ」で暑い夏を感じましょう!
寒しじみ
夏季の産卵を終えたしじみが、秋~冬にかけて越冬のため栄養を蓄えます。そして寒い冬になると湖底深くにもぐり、その蓄えた栄養で冬を越します。その「栄養を蓄えた」厳冬時期のしじみが、「寒しじみ」と言われます。身のプリプリ感は土用しじみにかないませんが、こちらのしじみは「うま味」が豊富で美味しいですよ。
しじみは鉄分が多いの?
しじみの身だけを食べる「佃煮」や「珍味」の場合は多いかもしれませんが、しじみ汁2~3杯程度を毎日摂るには一概に多いとは言えません。
成人男性の鉄分の一日の摂取目安量は7~7.5mgですが、しじみ汁1杯(しじみ小粒30粒程度)では0.66mg程度です。
文部科学省発行の「食品栄養成分表」の数値だけを見ればしじみの鉄分は「5.3mg」と他の食品と比較して鉄分が多い食品と思われがちですが、成分表の数値は「可食部100g中」で記載されています。
しじみの可食部100gとは国が定めた廃棄率(殻の部分)が75%なので、殻付状態では400gのしじみの鉄分量となり、一般のコンビニのカップみそ汁で換算すると10杯以上に相当します。
成分表の数値だけで「しじみは鉄分が多い」と言われがちですが、殻付しじみを400g食べても、一日の摂取目安量(7~7.5mg)には至らないしじみの鉄分は多いとは言いきれないと思います。
最近良く聞くしじみの成分「オルニチン」って?
遊離アミノ酸の「オルニチン」。遊離アミノ酸は、食べてすぐに体内で働いてくれる優れもののアミノ酸です。天然のオルニチンは、一般の食品の中にはあまり含まれず、しじみに多く含まれていることで有名です。しじみに多く含まれるこの「オルニチン」。最近は色々な効果があることで幅広く研究されており、更なる期待も高まります。
通常のアミノ酸は食物を食べた後、分解され腸で吸収されます。さらにアミノ酸のバランスが悪い食事を摂取すると、その吸収率が下がり効率よくアミノ酸が吸収されません。
しじみに含まれる遊離アミノ酸「オルニチン」はバランスや吸収率に関係なく、摂取したそばから無駄なく体内で活躍してくれるアミノ酸なのです。
薬事法の関係で効果などは明記できませんが、「オルニチン」には様々な生理機能があることが確認されており、大手メーカーなどでも様々な研究がなされています。
最近ではその大手メーカーが「オルニチン」を発酵法という製法で生成したオルニチンを添加し、「しじみ○○個分のオルニチン入」と表記した健康食品も多く市場に出回っています。これらはもちろん「しじみ由来」のものではございません。
「オルニチン」は肝助にどれくらい入っているの?
「大和蜆純粋エキス肝助」にはオルニチンは100g中200~250mg入っています。
弊社おすすめの摂取目安量の6粒中には約2.70mgです。弊社商品の「しじみエキスドリンク肝助」にはしじみエキスが400mgの他に生成したオルニチンを200mg配合しています。
「オルニチン」は食品の中ではしじみに多く含まれている事が知られておりますが、その含有量は思ったほど多くはありません。
昨今のオルニチンサプリでは「しじみ○○個分」等とPRしている商品が多くありますが、弊社の研究・分析資料から、天産物のしじみに含まれるオルニチン含量はそのしじみの産地、漁獲時期、季節等により変動する事を確認しており、またしじみのサイズは国内の各産地により大きな差異があるため、「肝助」に関しては「しじみ○○個分」等の表現方法は記載しておりません。
弊社商品の中で唯一「しじみエキスドリンク肝助」は「しじみエキスもオルニチンも摂りたい」というお客様のニーズにお応えするために、生成したオルニチンを規定量添加し、「しじみ400個分」のオルニチン入りと記載しております。もちろんこちらの商品には「オルニチン」の他に、本物のしじみエキスも400mg配合されております。
肝助のおススメの飲み方は?
基本的に食品であることから、決まったタイミング、回数はございません。
弊社では、お客様に合わせて一日に1~6粒程度を目安にご案内しております。肝助1カプセルでしじみ汁1杯分のしじみエキスが摂取できるとお考え頂き、お客様のご用途に合わせてご利用ください。
日常的にお酒を飲まれている方には一日3~10粒程度をおすすめしております。
また、お酒を飲まれなくても、お疲れ気味の方や不規則な生活がちな方には3~6粒、日常の健康に気を付けている方には1~3粒を目安にご案内しております。
肝助の原料はしじみの煮汁100%とカプセル(植物由来カプセル(HPMC))のみですが、万一、ご心配やお体に合わないと感じられた方は摂取量を減らすか、ご利用をお控えください。
「大和蜆純粋エキス肝助」。ちょっと高値感がありますが、他のサプリとの違いは?
商品の原材料名をご覧ください。「ヤマトシジミ抽出エキス粉末、被包材」。
100%ピュアなしじみエキスに限ります。「肝助200粒」1瓶は国産しじみ貝約5.0kg分のしじみの煮汁が凝縮・粉末化されています。
原料に使用したしじみ貝の身と貝殻は一切入っていません。
原材料名:「身」を使用していないので粉末としました。被包材とはハードカプセルの原材料「植物由来カプセル(HPMC)」です。
青森県のしじみ産地問屋が、いつでも簡単にしじみエキスが摂れるように試行錯誤の末、「単純な製造工程・高品質」で仕上がったものが大和蜆純粋エキス肝助です。
「しじみ汁を毎日飲むような感覚で。」しじみ貝に水を入れ、沸騰させた白い煮汁だけをそのまま瞬間的に水分を飛ばして粉末にしました。身と貝殻は一切使用していないピュアなエキスです。
当時、しじみ産地問屋だった弊社は粉末製造のノウハウなど全くありませんでしたが、青森県の公的機関や様々な皆様のご協力を頂き、このしじみエキス100%の粉末を完成させる事ができました。
形態についてもこだわりました。ソフトカプセルや錠剤に加工する場合は、油脂類や賦形剤など様々な添加物を入れなくてはなりません。
他の原料が多く配合されるため商品価格は安くなりますが、大和蜆純粋エキス肝助は100%にこだわるために100%粉末をGMP認定工場へ発送し、ハードカプセルに委託充填をして頂いております。
しじみは冷凍で美味しさアップ、更にオルニチンも8倍に!
しじみはご自宅の冷凍庫で冷凍するだけで、美味しく、更にオルニチンも数倍に増加します
弊社の研究では普通に冷凍するだけで、4~8倍のオルニチンの増加を確認しています。
その中でも、「-4℃」という温度域では最大で8倍増加を確認しました。
弊社と青森県産業技術センターとの共同研究で、冷凍でオルニチンが増えるという事と、「-4℃」で最大8倍まで増えるという2つの特許を取得しています。
また、冷凍する事でしじみの旨み成分が汁に出やすくなってしじみ汁が各段に美味しくなります!
冷凍しじみのみそ汁は、美味しく、オルニチンアップで疲れた体をいたわってくれるダブル効果です。
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★保存にも料理にも便利、オルニチンをより多く含んだ冷凍しじみを販売しています!